泡沫 utakata
原画 日比野克彦
サイズ W5.2 H0.8(m)
場所 東急キャピトルタワー
溜池山王駅地下連絡通路(B1F)
完成 2010年9月

隈研吾がデザイン監修した東急キャピトルタワー(入居テナント ザ・キャピトルホテル 東急 他)は日本庭園が自慢であることから、そこへと繋がる、飛び石をイメージとした絵を描き、それを焼き物に。その絵を焼き物にする行程の中で今回ちょっとこだわったというか、遊んだ部分がひとつある。それは絵を描いたベースが段ボールであるので、その段ボールの表情も焼き物に出来ないかというたくらみであった。工房のスタッフといろいろ話して、段ボールのエッジとか、逆に柔らかい部分とか、小口のナミナミの部分とかを土で再現して、やってみることに。粘土の段階では重いかんじであったが、絵付けして焼いてみたら、これがうまいこと段ボールの質感をだしながら焼き物の風合いが出た作品となった。
(日比野克彦 日々の新聞より

日比野克彦岐阜市生まれ。80年代に領域横断的、時代を反映した作風で注目される。作品制作のほか、パフォーマンスなど身体を媒体にした表現も用い自己の可能性を追求し続ける。1986年シドニー・ビエンナーレ、 1995年ヴェネチア・ビエンナーレに出品。2005年水戸芸術館現代美術センター(HIBINO EXPO)、2007年金沢21世紀美術館(「ホーム→アンド←ア ウェー」方式)、熊本市現代美術館(HIGO BY_ HIBINO)などで個展を開催し好評を博す。2008年金沢21世紀美術館と(「ホーム→アンド←アウェー」方式 meets NODA [But-a-I])、2009年東京芸術劇場に [But-a-I]という舞台空間を組み、美術館と劇場と街を行き来する実験的な試みを仕掛ける。「開国博Y150」(横浜)にて「横浜FUNEプロジェクト」監修。 2010年はサッカーW杯の会場・南アフリカへたくさんの人と作り上げたMATCH FLAGを届け、スタジアムでムーブメントを起こした。瀬戸内国際芸術祭では、瀬戸内の海底に焦点をあてたプロジェクトを長い期間をかけて展開する予定。8年目を迎える「明後日朝顔プロジェクト」など、精力的に全国を駆け回っては、受取り手の感受する力に焦点を当て、様々な地域の参加者と共同制作を行いながら社会で芸術が機能する仕組みを創出する。現在、東京芸術大学教授。

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